コミティア117レポ


今回は出発前にバタバタしてしまってロクに告知ができませんでしたが新刊が2冊ありました。僕の個人誌「吉凶は日に依りて人に依らず」と田上碧(@aoitg227)著「田上碧の」。あと既刊は前回の「Fare/Qe」が少数あった。売り上げのこと書くと微妙ですが「Fare/Qe」はもう出さなくてもいいかなっていう量になったし、僕の個人誌「吉凶は(略)」は200円でお手頃感があったのか(300円にするか200円にするか迷ってたけど)完売したけど、「田上碧の」はあんまり売れませんでした。多分敗因としては「(コミティアの人じゃないから)誰?」ってなって、「文字多い」ときてやっぱり「誰?」という感じだろうか。ツイッターのIDすら載せてないもんな(ミス)。田上氏は芸大予備校時代の友達で今芸大院生やってるヤツです。僕の新刊は安さもあってかギリギリ完売したけどコピー本の適正価格ってわかんないですね。「経費からの原価計算ではなくコンテンツへの対価」という建前はあっても(あるからか?)イザ値段つけようってなるとメチャメチャ悩みますね。さらに他サークルやと比べると余計にわからなくなりますね。コピー本って数刷っても単価安くならないから実はコスパ悪いんですね。その割に手抜きっぽさが出るし…。
珍しく今回はコイソにしては若干生々しい話が載ってるのでアレですが、エッセイの総集編「おちんぽギュンギュン日記帳#2」は来年くらいに出せそうな感じです。わかんねえけど。そうなると#1も再販したいね。金がねえね。なぜかニートの時より金が無いという謎の逆転現象が起きているけどお金はともかくコンテンツ的な量の目処は立ったという感じ。

お買い物編。
今回もお金がなくてあんまり買い物できなかったけど要所要所抑えた感じの買い物ができました。まだ全部読んでないですが淡水フォークのやいぎさんの本が良かったです。自家製本というところもポイント高いです。えものコピー本を買ったら突然見開きページに俺の似顔絵を描こうとしはじめたのでビビった。アイロンドーターとまる勝子のところに行ったらホチキス綴じされそうになったので本気で恐怖した。ク渦群はもうこいつちゃんとした製本をする気がないのだろうか(リングで留めてある。前回は蛇腹本)。まんまるシティは安定したクオリティで良かった。表紙がいい。

その他。
なんの偶然か隣のスペースが熱紙で、なぜか主宰の藤さんより先に来た山本悠がスイカを持ってて、「食いてえ」とか言ってたんだけど、叩く棒も切る包丁もないので、何もないスペースにスイカが鎮座しており異様な雰囲気を醸していて、通る人全員こっち見てるみたいな状況。そのうち財布の中の小銭を刺したり紙幣を貼ったりして、「うまく刺せるとご利益があり、刺せないと祟りがある」とか言ってた。最終的には頭突きで割って3人で食ったらしいです。
あと今回もスケブを受けました。しかしペンケースや文房具入れにシャーペンや消しゴムがなくて、他のスペースまで走って人に借りて描いた。無駄に徹夜して寝不足状態だったし、知らない人にスケブを受けるというのは初めてだったのでメチャメチャ緊張したよ。でもなんとか描けたので良し。こう、本を買ってもらうのもそうだけど「僕の知らない、僕の絵が好きな人がいる」という事実が可視化される瞬間でもあるのでしみじみといい気持ちになったが、普段こういう一発書きを人前でやらないので若干ミスって申し訳ない気持ちになったりとか。でもやっぱり絵を描くのは楽しいし人に頼まれるのも嬉しいので次回も声かけてくれたらやります。

次回。
なんか2ヶ月しかないらしいけど次回コミティアにも参加予定です。予定としては無配ペーパーに書いたように、軌道ラウンジ再始動で、中身は旧ミニコミ軌道ラウンジとは違う感じの軌道ラウンジなんだけど、忙しさや気力によってはせこいコピー本の個人誌を売ってる可能性があります。応援してください。よろしくお願いします。
サクチケのお焚き上げ、誰がいつ始めたのか覚えてないけど今回もやりました。